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Channel: 大陸浪人のススメ 〜迷宮旅社別館〜
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【いまそこにある不条理】福建省のホテル用心棒とタクシー運転手が修羅場すぎる

このブログでは過去、たまーに中国南部のカオスな人民たちの社会を紹介してきた。 具体的にいえば、福建省や広東省。 自分自身が初めて行った中国の街が福建の廈門や泉州だったり、むかし広東に留学してたり、 学生時代に清代ごろの福建省の農村を卒論その他のテーマにしていたりで、 個人的にここらへんの地域には思い入れが強いのだ。 この近辺について、例えば18世紀の清代の史料にはこんな記述がある。...

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警官「おいオッサン、立ちションしてんじゃねえよボケ!」 → 殴ったら相手が軍人でした

いきなり更新するが、今回取り上げるのはこんな事件だ。 中国で人民解放軍と警官隊が乱闘 数百人規模、交番も破壊 - MSN産経ニュース 中国広西チワン族自治区で15日夜、地元警察と人民解放軍の地元駐留部隊が酒の上のけんかを発端に 計数百人規模の乱闘騒ぎを起こし、数人が重傷を負うなど多数の負傷者が出た。香港紙、星島日報など が17日、伝えた。...

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中国の映画監督「カダフィ死んで思ったんだけど、リビア人の演技力に感動したわ」

リビアの独裁者・カダフィの死については、 いまさらニュースを引用して説明することもないだろう。 中国史に照らしていうなら、 「李自成みたいな死に方だった」というよりほかない 独裁者の悲惨な最期であった。 ちなみに、カダフィの死は中国でも大々的に報じられている。    中国とリビアといえば、 往年の中国政府は同じ独裁政権のよしみでカダフィ政権と仲良しであり、 資源ビジネスでの中国企業の進出をはじめ、...

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雲南省のド田舎の写真を淡々とうpする

本日10月26日刊行の『独裁者の教養』(星海社新書)。 宣伝はツイッターでやってしまったので、ここでは2月の現地取材中の写真を (本に入れられなかった部分を含めて)淡々とうpして紹介していってみよう。 まともな日本人は滅多に行かないであろう雲南省最深部、実はこんな感じの場所なんです。 <1.孟連タイ族ラフ族ワ族自治県>   雲南省の最西南端に位置する、多民族の自治県。...

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『KINBRICKS NOW』管理人(Chinanews)×迷路人対談 後編

前篇に引き続き、 『KINBRICKS NOW』管理人(Chinanews)との対談。 それでは、後半にどうぞ。 ―――――――――――――――――――――――― ■どうしてこんな内容に? C: 『独裁者の教養』の評伝の部分は、 リビアとかカンボジアとかシンガポールとか、各国の現代史がわかっていいよね。 ところで、ニヤゾフみたいにマイナーな人も収録しているけど、...

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『KINBRICKS NOW』管理人(Chinanews)×迷路人対談 前篇

このブログを見ているくらいの人は、 おそらく多くがその名を知っているであろう、 アジア情報ニュースサイト『KINBRICKS NOW』。 『独裁者の教養』刊行記念で、 あちらの管理人(もともと知り合い)のChinanews氏と対談してみた。 元記事はすでに『KINBRICKS NOW』に載っているのだけれど、 未読の方やコメ欄で意見を書いてみたい方用に、こちらにも転載してみたい。...

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ベンガルとかバングラデシュの写真を淡々とうpする その1

独裁者にも中国にもなんにも関係ないんだが、 前回「雲南省のド田舎の写真を淡々とうpする」をやったら 意外と好評だったため、掲示板翻訳はお休みして もういちどうpシリーズをやってみたい。 ここでお庫出ししてみるのは、インド(コルカタ近辺)とバングラデシュ。 行ったのは2008年3月とちょっと前の話だが、 ここらへんの場所が数年でそう大きく変わることもあるまい。 では、ご覧ください。...

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ベンガルとかバングラデシュの写真を淡々とうpする その2

前回に引き続き、独裁者とも中国ともあんまり関係ない淡々とうpシリーズ。 今回はまことにレアな、バングラデシュの世界文化遺産なんかが登場するのだ。 日時は2008年3月。 では、ご覧ください。 ―――――――――――――――――――――――― <5.ボグラ>     ↑このへん……。 バングラデシュ北部に位置する古都。 それなりに発展しており、きれいなホテルなんかもある。...

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ベンガルとかバングラデシュの写真を淡々とうpする 最終

前々回と前回のバングラデシュシリーズ最終。 前フリなしでいってみましょう。 ―――――――――――――――――――――――― <8.ダッカ> いうまでもなくバングラデシュの首都。 人口は1464万人で東京都よりも100万人多いうえ、 人口密度は約2万3000人/平方km(ちなみに東京都は約6000人/平方km)。 おそろしい人口過密状態だが、都市インフラはまだまだ微妙。 そんな街をご覧あれ。...

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湖南省の山奥の小学校が『おしん』状態→中国ネット民「かわいそうだ」「いや、俺がガキの頃だって…」

先日、『独裁者の教養』の刊行前に ツイッターでだらだら宣伝を流していたのをまとめてくれていた方がいらして、 そちらから「少数民族ネタでやってください!」とリクエストいただく。 最初はチベットだのウイグルだのを探していたものの、 一昔前と違って規制が厳しくてなかなか漢語の掲示板が引っかからないし、 たまに引っ掛かるものがあっても、記事にしたいほど面白い内容がない。...

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「新浪微博が実名制になるんだってねえ……」→ユーザーの反応

長らく更新が空いてしまったのは、 例によってサボっているからでもあるのだけれど、用事で3週間も中国へ行っていたからでもある。 雲南・広東(深セン)・マカオ・上海・北京と巡って、 「中国でかすぎありえねえワロタw」という取材になった。    ところで、今回の中国滞在でものすごく困ったのがネットだ。 どうやら今年の夏ごろまでよりも規制が更に厳しくなっているらしく、...

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宣伝と告知(業務連絡) 12月23日はお暇ですか?

今回は広告と告知。(翻訳の新記事が読みたい人は、当記事ではなくこちらを読んで)。 まず、10月の『独裁者の教養』に続いて、去る12月15日付けで次の本が出ました。       中国・電脳大国の嘘 「ネット世論」に騙されてはいけない(文藝春秋) 安田峰俊 担当編集者は、以前に『諸君!』の編集長を務めておられたベテランのS氏。 実は本の企画が2010年6月ごろから通っていたにも関わらず、...

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【北の国情勢】ヤンキー母国に帰る。金正男帰国(?)と中国ミニブログの反応

いくらなんでも今回の件はブログでも取り上げなくてはなるまい。 とはいえ、金正日が死んだ話は真面目すぎてなんなので、 ここはやはり、俺たちのまさおに登場いただこう。    金正男がマカオの自宅から消え平壌へ向かった模様 自宅の外壁には指導者を意味する「太陽」のマーク (痛いニュース) 【香港時事】20日付の中国系日刊紙・香港商報は、17日に死去した北朝鮮の金正日労働党総書記の長男、...

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河南省農民「オラの畑が完全に毟り取られてしまっただ……」

元の事件はほぼ一か月前の話で悪いのだけれど、 あまりにも物凄い話なのでぜひ紹介しておきたい。 本件の舞台は、かつて夏や殷(商)の都が一時置かれたこともあったとされ、 たぶん往年には太公望が打神鞭を振り回したり 妲己が誘惑したり胡喜媚がロリロリしていたかもしれない、 中国有数の古都・河南省鄭州市郊外の農村である。 この「おまえら、紀元前から同じ場所で農業やってなくね?」的な村において、...

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(広東省)屋台で美女をナンパしたら同行の男4人に殴られた → チンピラ50人を引き連れて薙ぎ払い決行

2012年。 新年明けましておめでとうございます。 さて、本編に入るまでに余談をひとつ。 自分が2001〜2002年頃にいた、広東省の経済特区・深セン。 昨年11月末に10年ぶりに深セン大学に行ってみたところ、 周囲の様変わりが物凄くて驚いたのだ。 (→深センに行く機会はこれまでにもあったけれど、大学周辺は10年ぶり) 学校の西門を出た先にある学生街「学府路」。...

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重慶市の党員研修所の看板がひどい件について

なにもいうまい。 更新するのに頭を使って時間がかかるから、 めんどくさくなって記事を書きたくなくなるのである。 ここはひとつ、 政治がどうの日中関係がどうのネットの言論統制がどうのと そういう俺らの日常とあんまり関係ない話は脇に置いてマイペースでいこう。 最近、言論統制が強まったとされる新浪微博だが、...

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中国のグーグルトレンドのパクリっぽいサービス「百度指数」が結構おもしろい

グーグルトレンドというサービスはご存知だろうか。 これはグーグルで一定数が検索されているワードについて、 その検索数の推移や、検索回数の多い都市などを表示するサービスだ。 これの類似サービスが、実は中国製検索エンジンの百度でもあるのである。 「百度指数」といって、なんと本家のグーグルトレンドよりも素晴らしい事に、 検索者の年齢や学歴・職業などまで(なんらかの予想をもとに)表示されてしまう。...

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よくわからない人のための薄熙来失脚事件の流れまとめ1

去る4月10日、中共中央委員を解任されて名実ともに失脚した薄熙来。 彼の名前で検索すると、 週刊誌やネットニュースのやや不確かそうな記事から、新聞・通信社の報道、 果てはWSJやロイターの日本語記事まで、いまやいろいろ情報が引っ掛かる。 だが、結局のところ何がどうなっとるのやら、よくわからない人が多いのではないか。 (何を隠そう、この記事を書いてる俺自身がわかってないのだ)。...

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よくわからない人のための薄熙来失脚事件の流れまとめ2

前記事では登場人物を紹介した。 それでは、彼らがいかにして薄熙来の失脚劇をつむいでいったのかを見ていくことにしよう。    <2.事態に至る以前のまとめ> ――――――――――――――――――――――― 2004年、薄熙来は商務部長に就任。 中国経済が上り調子だった時代でもあり、 とりあえず大過なく過ごすことに成功。次は副総理とのもっぱらの噂。 ↓...

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中国の喪男「ネットの通販でラブドールを買ったら全力で騙されたでござる」

さて、久しぶりに更新して久しぶりに百度のスレを訳す。 本題に入る前に軽くだけ近況報告をしておくと、 先月よりサイゾーの中国語版サイト 『晒藏』 の編集顧問を兼任しており、 日本の芸能ニュースの中国向け配信とかもやっていたりする。  【参考】目的は打倒クール・ジャパン?!あのサイゾーが中国進出、その理由とは (kinbricksnow) それはさておき……。 日本人の一般的な認識に照らせば、...

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