前々回と前回のバングラデシュシリーズ最終。
前フリなしでいってみましょう。
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<8.ダッカ>
いうまでもなくバングラデシュの首都。
人口は1464万人で東京都よりも100万人多いうえ、
人口密度は約2万3000人/平方km(ちなみに東京都は約6000人/平方km)。
おそろしい人口過密状態だが、都市インフラはまだまだ微妙。
そんな街をご覧あれ。
くだもの屋。
うりがでかい。
馬車現役。RPGの中ボスくらいで出てきて二回攻撃をやるタイプに違いない。
ウォーリーを探せ。
ダッカ旧市街。
リアル井戸端会議。
ドナドナ的な何かではなく、自転車スクールバス。そういうものがあるのだ。
二人で声を合わせて「やったあフルハウスだ」とか言いそう。特に左の何か食ってるおやじ。
バングラデシュでも携帯電話は普及する。
カメレオンマン×1 あばれこまいぬ×5。
ブリコンガ川沿いにある港に行く。
バンダナファッションが似合う稀有な例。
<9.ショナルガオ>
ダッカの東南25キロの場所にある場所。
ショナルガオとは「黄金の都」という意味らしい。
17世紀初めにムガール帝国がベンガルの中心地をダッカに据えるまで、
この地方の旧都だった。
関東でいうと鎌倉とかそんな感じの場所。
地元のバスに乗っていく。
かつて領主の館だったという。
もの売りの女の子。左後ろに人がいるのが惜しい。
過去には裕福なヒンドゥー商人たちが住んでいた一角らしいが、
1947年の印パ分離(当時のバングラデシュは東パキスタン)の際に、
商人たちは東ベンガルのイスラム教国化を嫌って亡命。
現在は廃墟になっている。
廃墟マニア垂涎の物件が大量に。
廃墟郊外は農村地帯。
沐浴するベンガルのおばはん。あんまりうれしくない。
ゴアルディ・モスジット。
1519年に建てられたモスジット(モスク)で、ムガール帝国成立前の建築物の遺構。
森に埋もれており、人影まばら。
むしろ人間がいるとびびる。
ここらへんでデジカメが壊れてしまい、画素が妙に粗くなる。
<おまけ.ダッカ市内>
パキスタンからの独立を喜ぶバングラデシュ人民の図。
右端で旗を持ってる兄ちゃんのやる気のなさが半端ない。
あと、左端のパックマンみたいな顔の姉ちゃんはすでに人間ではない。
ラーホバレゴールド。
ダッカ駅。はやく逃げろ牛。
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こんな感じで、しばらく紹介してみたバングラデシュ。
次回からは、中国の話に戻ります。
少数民族ネタをやりたいんだがな……。
独裁者の教養 (星海社新書)
安田峰俊
講談社