Quantcast
Channel: 大陸浪人のススメ 〜迷宮旅社別館〜
Viewing all articles
Browse latest Browse all 32

衆院選と尖閣の件でBBC中国語版にまた原稿書いたなど

$
0
0
更新遅れて非常に申し訳ない。
本当は微博で見つけた台湾人作成・中国共産党萌え画像への
中国ネットユーザーの反応でも紹介しようと思っていたのだけれど、
先に周囲の仕事が進んでしまった。

とりあえず、英国放送協会から「選挙だし原稿書いて」というメールが来たので書いたらそのまま載った。
以下に原文と邦訳を載せるのだけど、
今回は(しばらくしたら出るであろう)BBCから中文の読者側の反応も次記事でやれるといいなと思う。

では、ご覧ください。
(ぶっちゃけ長いので、読むのは中盤から先だけでもいいような)


 





――――――――――――――――――――
【分析報道:東瀛太陽再不升起?】 BBC(英国放送協会)中国語版
訳:日本の太陽はもう昇らない?
http://www.bbc.co.uk/zhongwen/trad/world/2012/12/121214_japan_election_antian_junfeng.shtml
安田峰俊 日本青年作家
更新時間 2012年12月14日, 格林尼治標準時間14:54

「安倍晉三的保守主義過於濃厚,像我這樣愛國青年也?不了自民黨了!還是要支持民主黨比較好嗎?」
「別再一次上他們的當,不如投白票?!」

「安倍は右寄りすぎて、俺みたいな愛国者でも今回の自民党は支持できん。……やはり民主党か」
「また騙される気かよ! それなら白票を出す方がマシだ!」


12月上旬,筆者和朋友在Facebook上聊天,竟然得到這樣的「答案」。我們討論的?容就是――目前全日本國民最關注的國家大事――12月16日日本衆議院大選。

12月上旬、筆者は友人と雑談していて、こんな回答に至ってしまった。話の内容は――目下、日本の全国民が注目する国家の一大事、12月16日の衆院選である。


讀者也應該知道,我國當前面臨著財政懸崖、國民老齡化和勞動人口的減少、「首相年年換」的政治亂局等的許多問題。
不少日本人擔心,若不治療目前的「日本病」,以後一定會引起國家力量的總體降下,甚至導致21世紀我國的沒落和國際邊縁化。筆者和朋友對這次大選的關心度相當高。

読者各位もご存知だろう。わが国は現在、財政危機・高齢化問題と労働人口の現象・首相が毎年変わるほどの政治混乱など数多くの問題に直面している。

少なくない日本人は、仮に現在この「日本病」を治療しなければ、今後必ずや国力の総合的な低下を引き起こし、最悪の場合は21世紀のわが国の没落と国際的な周縁化すらも導き得ると憂慮している。筆者と友人の、今回の選挙に対する関心は高い。


2009年上次大選時,民主黨反映日本社會的這種危機感,打著「改革」旗幟,進一?擴大了黨勢。他們一邊徹底攻?自民黨政權的「失政」,一邊向選民發誓:擠出「16.8兆日元財源」等國家財政健全化案,「保證育兒補貼、高速公路免費」等的國民福利提高案,「美軍基地轉移、改訂日美地位協定」等新思考外交案等等。結果他們得到國民的多方支持,打造了日本憲政?史上?得大書特書的「政權交替(取代自民黨上台)」偉業了。那年,筆者雖然支持了別的黨,但是對民主黨的改革路線也懷過不少的期待,希望他們當作 「治療日本病」的好醫生。

2009年の前回の衆院選で、民主党は日本社会のこうした危機感を反映して、「改革」を旗印に大きく党勢を拡大した。彼らは自民党政権の「失政」を徹底的に攻撃する一方、「16.8兆円の(新たな)財源の」確保といった財政健全化案、こども手当てや高速無料化といった国民生活の向上案、米軍基地移転や日米地位協定の改定といった新思考外交案などの(マニフェストを)選挙民に誓っている。

結果、彼らは国民の幅広い支持を得て、日本の憲政史上でも特筆すべき「政権交代」という偉業を達成した。当時、筆者は別の政党に投票したものの、民主党の改革路線に少なからぬ期待を持ち、彼らが「日本病」を治療するよき医師になることを望んだ。


但是,偉業的結局卻是太糟?了。

だが、「偉業」の結果はあまりに惨憺たるものだった。


11月7日,《讀賣新聞》訊:民主黨為了今年大選製作的《政權公約重要政策?明資料》草稿中,竟然表示他們2009政權公約多數未成,向國民表示全面的「道歉」。此前,10月30日《日本新華僑網》也報道:「日本民主黨政權公約七成未實現擬放棄」。

今年11月7日の『讀賣新聞』によれば、民主党は今回の選挙向けの「政権公約重要政策説明資料」の草稿で、マニフェストの多くが未達成であることに言及し、国民に対して全面的に謝罪したのだ。『日本新華僑報』によれば、マニフェストの7割は未達成ともいう。


筆者看來,民主黨3年執政中的日本外交和國防「失政」有不少。由於沖繩縣美軍基地轉移問題,他們與同盟國(美國)之間造成一大矛盾,而導致了兩國關係的冷卻化。
其次,2010年在我國尖閣諸島(中方所謂「釣魚島」)海域發生能的中國漁船衝船事件,今年秋天發生的尖閣諸島「日本國有化」 事件等時,民主黨的外交國防立場又沒有一貫性,讓日中兩國關係走向迷路。
2011年發生東日本大地震和福島核電站核洩漏事故時,民主黨菅直人?閣的對應也非常笨拙,讓國民感到很大的不安。

筆者が見るに、民主党政権の3年間は日本の外交と国防での「失政」も多かった。

沖縄の米軍基地移転問題において、民主党政権は同盟国(アメリカ)との間に大きな矛盾を作り、両国関係を冷却化させた。また、2010年のわが国の尖閣諸島(中国側のいう”釣魚島”)周辺海域で発生した中国漁船衝突事件や、今秋の尖閣国有化事件の際にも、民主党の外交・国防の立場は一貫せず、日中関係を迷走させた。2011年の震災と原発事故の際にも、菅直人政権の対応は非常にぎこちなく、国民に大きな不安を与えた。


可以説,在國家安全保障、民生安定、財政復興和政治圓滑化等各方面,民主黨執政的問題不少。他們2009年的公約承諾也是個「望梅止渇」,而黨領導人的能力卻不如曹孟?。

国家安全保障・民衆の生活の安定・財政復興と政治の円滑化といった各方面において、民主党政権の問題は少なくなかったと言える。彼らの2009年のマニフェストは「梅を望んで渇きを止む」ものに過ぎなかった上、党の指導者たちの能力は曹操に遠く及ばなかった。

※「梅を望んで渇きを止む」…後漢末期、曹操が張繍を攻めるための行軍中に炎暑で苦しむ兵を見て「前方に梅の林がある」と(ウソを話し)、それを聞いた兵士たちは梅を想像して口に唾液を溜めたので喉の渇きを一時的に忘れた、という故事。世説新語や三国志演義に出てくる。上記については、民主党のマニフェストもこれと似たようなものだったが、ぽっぽや菅は曹操よりもアホなのでどうしようもなかった、ということを書いている。


庸醫把「日本病」更加耽誤了,現在我們選民該選擇新答案的時候了。但是我們日本人的悲劇是:民主黨的接班黨也「並不可靠」,卻令人擔心。

ヤブ医者が「日本病」をさらに悪化させたからには、われわれ日本の選挙民はいまこそ新しい選択をする必要がある。だが、われわれ日本人の悲劇は、民主党にかわる政党がやはり危なっかしく、かえって不安を覚えさせることだ。



■「愛國賊」首相要上台嗎?

■”愛国厨”が首相に就任する?


「老子以前以為網絡右翼( Internet rightwingers in Japan,日版憤青)實際人數不多,在國?上不了執政黨……。但是現在發現,首相候補人竟然變成網絡右翼?〜〜!!!」

「ネトウヨが総理になるのはまだ先だろ人口的に考えて…と思ってたら総理(候補)がネトウヨになってしまったでござる」


11月24日,日本出版社小學館的文?信息網《News Post Seven》報道,日本網友對當前政局的?笑反應。但是情勢好像不是開玩笑,其實,筆者也很同意他的看法。

11月24日、小学館の娯楽ネットニュース『NEWSポストセブン』が、目下の政局に対する日本のネットユーザーの笑える反応を紹介した。だが、情勢はどうやら冗談では済まないようだ。実のところ、筆者もこの意見に同意するのである。


民主黨有問題。客觀地來講,我們日本國民最無可非議的選擇是支持自民黨了。筆者也認為,自民黨過去的執政經驗和統治實績相當豐富,親美保守傾向也比民主黨鮮明,人才也相對多的。雖然他們的「復辟」缺乏新味,可是為了解決當前的國家苦境,百家爭鳴的政黨之中自民黨還是最有潛力。但是,現黨總裁、原日本首相的安倍晉三最近發表的政權公約?容,卻令人感到憂慮。

民主党がダメなら、客観的に言って、われわれ日本国民の最も無難な選択は自民党を支持することだ。

筆者自身、自民党は過去の政治経験と当地の実績をそれなりに豊富に持っており、親米保守傾向も民主党より明らかで、人材も相対的に多いと感じる。彼らの再登板は新鮮味に欠けるとはいえ、目下の国家の苦境を解決するには、数多くの政党の中で自民党の潜在能力が一番大きいはずだろう。

しかしながら、現総裁・元首相の安倍晋三が最近発表した政権公約の内容は、かえって憂慮を感じさせるものだった。


安倍在公約之中提出;改正日本國憲法,讓自衛隊升職為正規?國防軍?,行使集體自衛權等濃厚保守主義政策。現在的自民黨還在改憲草稿文中表示,重覆強調「公益」和「公共秩序」、尊重日本皇家和國旗國歌、重視傳統型的「家族互助」等甚多保守色彩的文言。

安倍は公約のなかで、改憲・自衛隊の国防軍化・集団的自衛権の行使といった濃厚な保守主義的政策を打ち出している。自民党の改憲案でも、「公益」と「公共秩序」が何度も強調されているほか、日本の皇室と国旗・国家の尊重や伝統的な「家族の助け合い」への重視など、保守的な色合いの強い文言が多く見られる。


改憲建軍、尊皇愛國是日本保守主義者的長年願望。因為安倍原來是?鷹派?政治家,當然在在心中懷著這樣的思想。筆者個人思想也是比較保守的右派,也可以同意他的「理想」。

改憲再軍備、皇室の尊重と愛国心(を持つこと)は、いずれも日本の保守主義者の長年の悲願だ。安倍はもともと「タカ派」とされる政治家であり、当然ながら心の中にこのような思想を持つ。筆者個人にしても、思想的には保守・右派側に近いので、安倍のこうした理想については同意ができる。


但是,筆者又是這樣想;「理想就是理想而已。你現在還要對付更重要的很多問題?!!!」。

だが、筆者はまた思うのである。

「理想はあくまで理想。現在のあなたにはもっと優先的に取り組むべき問題があるでしょう!?」と。



其實,現在大多數的日本國民對政治家沒有要求濃厚的保守思想,而是希望他們專心考慮恢復經濟和安定民生的好政策,為了未來的美好日本努力奮鬥。

実のところ、現在の日本国民の大多数は政治家に対して濃厚な保守思想などは望んではいない。彼らが、景気を回復させて国民の生活を安定させる政策を本気になって考え、未来の美しい日本のために努力することこそ、国民が最も望んでいることなのだ。


現在,自民黨獲勝方法也實在很簡單。他們不用談強烈思想,也不要做任何激進的活動,只要提出較有現實性的經濟復興計劃就行了。因為自民黨潛力比民主黨和其他小政黨明顯多,按「消去法思考」來想,日本國民(包括筆者)原來會選擇他們嘛。

衆院選で自民党が勝つのは実のところ非常に簡単だ。彼らは何ら強烈な思想を語る必要も、過激な活動をおこなう必要もなく、ただ比較的現実的な経済復興策を示せばそれでいい。自民党の潜在能力は民主党やその他の小政党よりは高いので、消去法的に考えて、筆者を含めた日本国民はもともと彼らを支持するのだ。


筆者真不明白,事已至此,自民黨為何還要談到改憲什麼的「煩事」? 我們國民現在最?望的不是建軍,而是賺金!

なのに、ことここに至って、自民党はなんでわざわざ改憲どうこうという「面倒事」を言い出すのか、本当にわけがわからない。国民が最も渇望しているのは再軍備ではなくカネを稼ぐことだ。

 ※もちろん、自民党は財政再建案も出していますが、どうしても国防関係が印象に残りがちだし、安倍さんがやりたいのもそっちだろう。


不重視現實的社會經濟問題,卻?入於濃厚的愛國主義安慰自己,是中國憤青和日本網絡右翼等「愛國賊」們最拿手的好戲。這應該不是日本下一代執政黨總裁採取的情緒?。
連首相都當了愛國賊的國家,未來還到何處漂流??

現実の社会経済問題を重視せずに、濃厚な愛国主義に耽溺して自分自身を慰める行為は、中国の憤青矢日本のネット右翼などの「愛国厨」の人々が得意とするゲームだ。これは、次代の政権与党の総裁が採るべきものではあるまい。

首相まで「愛国厨」になった国は、未来はどこに漂流するのだろうか?




■真正的「「美麗國家」日本」是什麼?

■本当の「美しい国・日本」とは


安倍2007年第一次當政的時候,提出了「致「美麗國家」――日本」的構想。

安倍は2007年に最初に政権に就いた際、「美しい国という構想を打ち出している。」


可惜,那時候的安倍政權生命僅僅1年,我們國民也沒有時間學習「美麗國家」 是什麼,他馬上就下台了。但是,現在看著安倍的公約主張, 「美麗國家」的意思就是改憲建軍、施行濃厚保守主義的國家體制吧。

残念ながら当時の安倍政権の生命はわずか1年であり、国民は”美しい国”がどういうものなのか学ぶ時間もないうちに、彼はすぐに辞めてしまった。、だが、現在の安倍の主張を見る限り、「美しい国」とは改憲再軍備をはじめとした濃厚な保守主義に彩られた国家の新体制のことを言うのだろう。


作為一個日本居民,筆者支持國家擁有相當規模的自衛武裝力,保障民衆生活安全。在這次大選期間中,12月13日北朝鮮又發了名為「人造衛星」的彈道導彈,中國海監飛機也侵犯了我國尖閣諸島周圍的領空。為了這些「敵人」威脅的對抗,日本一定需要相當的有效對策。從這樣的視角來講,改憲建軍,甚至擁有核武等,都是的確有説服力的好政策吧。

日本に住む者のひとりとしては、筆者は国家がそれなりの規模の自衛力を持って、民衆生活の安全を保障してくれることを支持する。この選挙期間中でも、12月13日に北朝鮮はまた「人工衛星」という名のミサイルを発射したし、中国の飛行機が尖閣諸島周辺の領空を侵犯してきた。こうした「敵」の脅威に対抗するため、日本は日本はそれなりに有効な政策をとる必要がある。このような観点から(だけ)言うならば、改憲再軍備も、さらには日本の核武装化も、確かに説得力を持つよい政策であるだろう。


但是,筆者又是想「我們日本國還有比建軍更安全、更便宜、更能獲得國際社會歡迎的國家自衛法」。

だが、筆者は「われわれ日本には、再軍備よりもっと安全で、安く済んで、しかも国際社会に喜ばれる国家の自衛方法があるじゃないか」とも思うのだ。


筆者在這裏提起,向親愛的祖國授以八字秘策――就是日本「韜光養晦,宣傳良心」。

ここで、その方法を八字で示す。それは「韜光養晦,宣傳良心」(力を隠して良心を宣伝すること)だ。


首相在心中懷著怎麼疼愛國家的心態都可以的,但是你千萬不要讓國外社會感覺到濃厚的保守情緒。反而,你要向世界大聲表示;我們日本社會多麼自由、多麼民主、多麼和平、多麼尊重國民人權和言論思想的自由!還要致力宣傳:日本國家體制和社會結構,至少跟中國、北朝鮮等國比起明顯符合人類社會的普遍正義,我們比他們能够成為國際社會的更好朋友!

首相が心の中でどれだけ愛国感情に身を焦がしていても別にいいが、国外の社会に対しては、濃厚な保守主義の気配を絶対に感じ取らせてはいけない。むしろ、世界に対して「わが日本国の社会はこれだけ自由で民主的で平和で、これだけ国民の人権としそう。言論の自由を尊重しているのです」と大々的にメッセージを出すぐらいの方がいい。さらに「日本の国家と社会の体制は、少なくとも中国や北朝鮮といった国よりは明らかに人類社会の普遍的な正義に合致しており、日本国は彼ら(≒中国)よりもはるかに国際社会の良き友人になれる」と全力でPRするのだ。


證明如此:日本最近不少人士參加廢核運動遊行,對立國家政策。但是他們並沒有被國家坦克軋死,卻掛著「日本未來黨」等黨名來參加今次大選。
筆者也在稿中這麼隨便地批評執政黨,可是今天到晩上也沒有公安人員來家敲門,找我去「喝茶」。 雖然日本的民主和自由還沒到完美,政局年年混亂、社會還有很多矛盾。但是我國的社會比中國和北朝鮮的封閉社會明顯「健康」,國家對國民也有多「良心」。

その証明はかくの如しだ。日本では昨今、少なくない人々が反原発デモに参加し、国家の政策と対立している。だが、日本において彼らは決して戦車に轢き潰されることはないし、むしろ「日本未来の党」などの党名を掲げて選挙に参加しさえしている。

筆者自身にしても、この記事中でこれだけ好き勝手に政権与党を批判しているが、今日の夜になって公安の人間が家にやってきて「お茶に誘う」といったことは、日本では発生しない。

もちろん日本の民主主義や自由は完璧ではなく、政治は毎年混乱しているし、社会には多くの問題がある。だが、わが日本の社会は、中国や北朝鮮の閉鎖的な社会よりも明らかに健全で、国家は国民に対してまだしも良心を持っている。


日本以「良心」為武器的話,還能解決尖閣諸島問題。我們還要向世界大聲主張;這一事並不是亞洲兩個國家的領土糾紛,而是「無民主、無自由、無人權」國家向我們自由世界土地進行的「侵略」。通過這樣的理論宣傳,我們可以比建軍政策更容易地獲得國際社會的理解和同情幇助。日本連一滴血也不用流,能夠衛國家固有領土和主權了。

日本が良心を武器にするなら、尖閣問題も解決可能だ。われわれは世界に「尖閣の一件はアジアの国家同士の単純な領土紛争ではない。”民主主義も自由も人権もない国”が、われわれの自由な世界の土地に対して進行している侵略行為である」と主張できる。こうした理論に立つなら、日本は再軍備よりもずっと簡単に国際社会の理解と助けを得ることができる。日本は一滴の血も流さずに、固有の領土と主権を防衛できる。

 ※ここらへん、外国向きに出す文章なのでこう言ってます。


既然有這樣的國際宣傳,日本政治家們向國内也一定需要實現?更有自由、民主、和平、尊重人權和思想言論自由?的社會。如果政權懷著這樣的國家認識來進行政治改革和經濟復興,儘管它實行?税和核電站再起動等讓民衆一時吃苦的諸政策,我們國民還能了解同意嘛。筆者認為;這樣地體現良心、能保證人類正義的日本國,比濃厚保守主義的日本更加「美麗」。

こうした国際的な宣伝をしてしまったからには、日本の政治家たちは国内向けにも「もっと自由で平和で民主主義的で、人権と思想・言論の自由を尊重する」ような社会を実現させる必要に迫られる。また、こういう(明確な)国家ヴィジョンに基づいて政治の改革や経済政策を進めてくれるなら、彼らがたとえ増税や原発再稼働といった国民に一時的な痛みを感じさせる政策を実行するとしても、われわれ国民の側もまだしも納得できるのだ。

このような、良心を体現して、人類の正義を保障する日本国というのは、濃厚な保守主義に彩られた日本国よりもずっと「美しい」のではないかと筆者は思う。


12月16號的大選後,新執政黨建立這樣 「美麗國家」 的話,日本國民也會放心了。
政治家們加油吧!

12月16日の衆院選の後、新たな与党がこうした「美しい国」を作るなら、日本の国民も安心できるのだが。
政治家諸氏にはがんばっていただきたいところだ。





――――――――――――――――――――



ちなみにツイッター見てると、
(ツイッター上の中国人はリベラルな人が多いので)上記はけっこう好評っぽいのだが、
荒らしの多いBBC中文のコメ欄ではどうなることか。


今回の記事はギャグがなくて申し訳ないけれど、乞うご期待。



<告知1>

本日12月15日付けで新刊が出ました。
内容についてはまた別の機会に詳しく。


 




<事務連絡>
本記事、政治ネタだし安倍ディスってるしで、
コメント欄が例によって非常に鬱陶しいことになるのが予想される。

安倍熱狂支持のネットサポーターズクラブ界隈のみなさんとか、
なにか演説をぶちたい人は可能ならばこの記事のコメ欄ではなく避難所のスレにどうぞ。






では、みなさん明日は選挙に行きましょう。。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 32

Trending Articles